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日々是ぬいっくま

女性釜師デビュー

新宿柿伝ギャラリーで開催された「奈良釜 川邊庄造・尚子 父娘展(1/15~23)」へ(1/22)行ってきました。女性釜師は珍しく、新聞等にも取り上げられ、製作の傍ら取材などをこなし多忙な日々のようです。茶道を学び自らお茶をたしなむからこその使い勝手の良い、伝統にプラスされた若い女性らしい感性が、斬新な作品を作り上げています。昨今では伝統工芸の世界も女性の活躍がめざましいようですね。

茶釜
3代目 川邊庄造さんの作品
茶釜
尚子さんの作品
掛軸
懐かしい数江瓢鮎子先生のお軸です

展覧会の後は川邊庄造さんを囲んでいつものメンバーと「西麻布 ゆかし」でお食事会、静かな雰囲気のお店でした。

炉開き

炉開きのご招待を頂き(11/15)奈良へ行ってきました。せっかくですから京都で二泊(11/14~16)して紅葉狩りも楽しんできました。

東山界隈と真如堂

午前中11時頃には京都駅に着いたので二年坂にある「阿古屋茶屋」で漬け物バイキングの昼食です。円山公園を散歩した後は真如堂まで行ってきました。バス停から細い道になるので観光バスも来ない、のんびりと散策の出来るとても良いお寺でした。夜は花見小路の「祇園 かわ富」で京都らしさを味わって来ました。

舞妓さん
産寧坂から二年坂へ、舞妓さんに出会いました
真如堂
とても落ち着いたところでした
涅槃の庭
枯山水庭園「涅槃の庭」

奈良

橿原まで行ってきました。手作りの露地など亭主の心入れが伝わるお茶事でした。

床の間
即中斎宗匠のお軸です
茶室
炭手前の後の飾り付け

永観堂

昨日のお茶事の余韻に浸りながら、そろそろ紅葉の見頃を迎える永観堂へ行ってみました。さすがに紅葉の名所として知られているだけあって、紅葉も見事ですが人も多いですね。

永観堂
多宝塔付近からの眺め
永観堂
池の中央に極楽橋が見えます
永観堂
放生池からの多宝塔

春を告げる火の祭典

前回11月に奈良・京都を訪れたばかりでしたが、先日また(3月7日~10日)出掛けてきました。今回は東大寺のお水取りと京都現代美術館、楽美術館がメインです。梅も見頃ということで、せっかくですから軽い散策コースも。錦小路でのお買い物はもちろんですよ~♪

東大寺二月堂

お水取り
降り落ちる火の粉は豪快

東大寺二月堂修二会(しゅにえ)は「お水取り」や「お松明」という名で親しまれています。

薬師寺から唐招提寺

唐招提寺 興福寺 奈良公園
2010年(平成22年)は平城遷都1300年です

薬師寺から唐招提寺、赤膚焼きの窯元まで歩いてきました。天平建築の代表である唐招提寺の金堂は2000年から始まった大修理を終え2009年秋から拝観できるようになりました。奈良公園の鹿にもご挨拶をして…。

洛中

楽美術館では楽焼茶碗に直接にふれることができ、温もりに感激した素晴らしい体験でした。

祇園・洛東

京都現代美術館では魯山人の作品を拝見、その後、花見小路通りから建仁寺、八坂通りから産寧坂、清水寺、茶碗坂を散策してきました。

建仁寺
建仁寺垣は有名ですね!

洛西

堀川通りから西陣の町並みを散策、カタカタと機織りの音を耳にしました。京都で最も古い花街(かがい)、お茶屋建築が見られる上七軒を通り、北野天満宮まで歩いてみました。受験シーズンもそろそろ終わり、合格報告でしょうか?学生さんの姿がかなりありましたよ!

妙蓮寺 北野天満宮
合格報告でしょうか?

京都 久遠に息づく平安の心

先日4泊5日(11月6~10日)で京都へ出掛けてきました。京都を拠点として奈良や大阪へ行き、用事を済ませながらの京都なので、紅葉狩りには少し早いのですが、その分ちょっと長めの日程でした。

お食事と言っても、おばんざいから懐石料理、食材もお豆腐、ゆば、生麩など京都ならではの物が沢山あり、楽しみがいっぱいの処ですね~

東西南北に碁盤の目のように広がる市内の道もだいぶわかるようになり、地下鉄やバスを乗り継ぎ京都の老舗を何軒か訪ね、和菓子や味噌、お茶などを購入してきました。

薬師寺

初日は奈良 薬師寺での山田法胤管主 晋山式に出席してきました。今回は特別に公開されている国宝「吉祥天女画像」も見ることが出来ました。

薬師寺
昭和51年復興完成
薬師寺 薬師寺
山田法胤管主 晋山式

大阪 堺へ

薬師寺から大阪 堺へ向かいます。以前お世話になった方をお訪ねしてリーガロイヤルホテル堺で昼食会です。25階からは境港が一望出来ます。

先付けと前菜 吸物 造り 煮物 留肴 食事 デザート
焼物の写真は取り忘れました

京都御所

京都御所の一般公開(11月1~10日)も、今回は天皇陛下御即位20年ということで、普段は見ることの出来ない皇后宮常御殿(つねごてん)まで見学できました。想像していたとおり見学者はとても多かったですね。

京都御所 蹴鞠 御池庭
保存会による蹴鞠です

祇園・洛東

清水周辺の石塀小路、二年坂、産寧坂等へ・・・何処へ行っても人がいっぱいです。「先斗町 ふじ田」では京都らしさ満喫のお食事でした。お店の雰囲気も良く、またご縁があれば足を運びたいですね。

八坂の塔
八坂の塔
向付 焼物
先斗町 ふじ田

表千家 不審菴

久し振りの不審菴ですが、表門は綺麗に打ち水され「さすが・・・」
気が引き締まりました。

表千家 不審菴 表門
紀州家より拝領した表門

大徳寺 高桐院

せっかくの京都ですから、初秋から紅葉が楽しめる高雄 神護寺のライトアップと大徳寺 高桐院へ出掛けました。しかし紅葉は、陽の光を受け輝いている方が好きかな?

大徳寺 高桐院
紅葉のトンネルで有名な石畳の参道は残念ながら…お庭は見頃でした

表千家 北山会館

表千家 北山会館
特別展「千家十職 大西清右衛門家の釜と金工」を見てきました

お祝い

クリスマスツリー シカ 西大寺 東大寺大仏殿 大徳寺

12月7〜9日出掛けました。大阪へは米寿のお祝いに、とても喜んで下さり終始にこやかなご様子で、いつまでも心に残るひとときでした。今回は奈良に二泊しましたので、朝まだ夜の明けきらない6時頃より散歩に出掛けました。薄暗い奈良公園周辺で鹿の群れに出会い、日の出と共に段々と明るくなり、それは気持ちの良いものです。散歩の後はホテルでの朝食も美味しいですね!京都では大徳寺芳春院と大仙院を訪ねましたが、奈良や京都は何度行ってもまた行きたくなるところです。

青島びな

雛人形

宮崎県の「青島びな」(紙人形佐藤工房)で、絵付けをした手漉き和紙や千代紙を使い一つ一つ手作りされた雛人形です。奈良で金屏風を購入してきましたので早速飾り付けてみました。玄関や部屋に小さな雛人形を飾るだけで明るくなり、とても気分の良いものです。やはり季節にあった飾り付けを楽しみたいものですね。

古都奈良 悠久の歴史に思いをはせて

奈良には二人の友人がおります。奈良で生まれ育ち奈良釜の作家活動をなさっていらっしゃる方と、ご夫婦で二年間奈良へ移住なさった方です。かねてよりお訪ねしたいと思っていたので、2月11日〜14日奈良へ行ってきました。奈良は修学旅行以来なので、遙か彼方の記憶をたぐり寄せながら…そして悠久の歴史に思いをはせて…。世界遺産、国宝、重要文化財と何しろ見応えのある処でした。家に帰ってから、訪ねた寺院、拝見した仏像、歩いた道をたどり改めて感じ入っている今日この頃です。

1日目 奈良公園

奈良駅で友人が出迎えてくれました。奈良の有りとあらゆる処は殆ど、いや全てかしら?訪ねている方だけあって、気配りのある的確で解りやすい説明、本当に有り難い案内をして頂きました。およそ1300年の歴史を持つ古都奈良を散策し仏教美術に触れた一日でした。

興福寺 南円堂
興福寺国宝館はまさに仏像の宝庫

東大寺 大仏殿 東大寺 鐘楼 二月堂
二月堂修二会の松明が準備されていました

シカ 円窓亭
片岡梅林では梅の蕾がほころび始めていました

2日目 長谷寺・室生寺

昨日に引き続き友人がお付き合いをしてくれました。奈良から乗った電車も桜井を過ぎると、車窓からの眺めは棚田が広がる長閑な里山の風景でした。登廊を一段一段踏みしめながら上ると自然と穏やかな気持ちになります。春を待ちわびるように少しずつ蕾が膨らんでる桜ですが、春には花の中に浮かぶ五重塔や本堂はさぞや見事な光景でしょうね。目に浮かぶようです。

長谷寺 長谷寺 登廊 長谷寺 五重塔 長谷寺
四季折々の花や景色が迎えてくれます

宇蛇川の支流、室生川に沿って行くと奥深い山に室生寺はありました。五重塔から暖地性シダ群落がある原生林に囲まれた石段を踏みしめながら上ると奥の院にたどり着きます。平安時代から今もなお、四季の移ろいを静かに語り続けている世界でした。

室生寺 室生寺 山門 室生寺 五重塔
山間の杉木立の中に建つ五重塔

奈良駅に戻ってから奈良町を少し散策しましたが、時間が無くてとても残念でした。夜ご夫婦とお酒を交わしながら談笑しとても楽しいひとときでした。友人と過ごしたこの二日間は琴線に触れる思い出となりました。

3日目 明日香から斑鳩へ

橿原の工房をお訪ねしました。お釜作りの行程を実際にやりながら説明をして下さり大変興味深く勉強になりました。友人の案内で明日香から吉野を訪ね、春に一面桜で覆われるであろう風景を思い浮かべながら…。大和三山(香具山・耳成山・畝傍山)を眺めながら斑鳩方面へ向かい法隆寺・中宮寺を訪ね、秋篠寺・西大寺と案内をして頂きました。

石舞台古墳
整備され綺麗になりましたが記憶のままでした

法隆寺 法隆寺 法隆寺 夢殿
悠久の歴史を感じます

秋篠寺 秋篠寺
しっとりとした苔庭は静寂そのもの

4日目 奈良町散策

朝まっすぐ京都へ向かうつもりでしたが、あまり歩けなかった奈良町が名残惜しく心残りであった為、もう一度行きました。奈良晒・古裂・藍染・小物等の店が多くあり時間が許せば一軒一軒見てみたい、もう一度是非足を運ぼうと思った程でした。奈良をあとにし帰路に就きましたが途中京都で錦市場に寄り道、買い物と食事を済ませ一路東京へ帰ってきました。

奈良町
よそのお宅かと思いきや、通り抜けて良いそうです

今回の旅で「私は良い友人に恵まれ幸せだなぁ〜」とつくづく感じました。
仏像を眺め心豊かでのんびり散策。あ〜友人が戻ってきたら、ゆっくり、たっぷり話を聞かせて貰う事とします。

和布のランチョマット

和布のランチョマット お茶とお菓子

和布のランチョマット お菓子

手作りのランチョマットを頂きました。わぁ~~!嬉しい~♪和布でとても落ち着いた感じで、大変気に入っています。
一針一針、心を込めて縫ってくれた真心と一緒に大切にします。

お茶の時間に早速使ってみました。良い雰囲気!いつもより美味しさが、一層増しましたよ。

お菓子は奈良の香寿軒“竜田川”で、白小豆と大納言小豆の上に、羊羹の紅葉をあしらい、全体は錦玉羹です。
まさにこの時期にピッタリ!(このお菓子も頂き物です)

これぞまさしく、至福の時、あぁ~~幸せ!

喚鐘

余韻の素晴らしさ

友人の、奈良釜三代目、川邊庄三さんから、お願いしていた喚鐘が届きました。早速打ち鳴らしてみましたが良い音色です。

余韻の響きの素晴らしさと言ったらもう・・・・・・。

喚鐘 寸と木槌

箱書と天女

箱書「砂張天女紋 喚鐘 庄造作」 喚鐘の天女部分拡大

三越となだ万

展覧会

友人に奈良釜の作家さんがおります。『三代 川邊庄三 襲名記念茶の湯釜展』をお尋ねしました。とても気さくな方でお付き合い頂いております。

どれも此も素晴らしい作品で・・・・・・溜息の連続でした。

茶釜 茶釜
花入れ 花入れ 花入れ

三代 川邊庄三さんのプロフィール

  • 1952年 奈良県橿原市生まれ
  • 奈良西大寺「大茶盛」の大釜を奉納
  • 奈良秋篠寺に常任釜を奉納
  • 大徳寺徳禅寺に釜を奉納
  • 東大寺に常任釜を奉納
  • 中宮寺に釜を奉納
  • 薬師寺に釜を奉納
  • 野村美術館他各地で作品展を開催
  • 2004年 三代庄造襲名

なだ万 ホテルニューオータニ店

個展を拝見後、「なだ万」でゆっくりお喋り。6階の店内から日本庭園を眺める事が出来ます。
のんびりランチにはお薦めかも?おみやげに箸置をもらいました。

お料理 箸置

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