福井県3日目の旅は、先ず越前海岸と越前岬灯台を散策、それから一乗谷朝倉氏遺跡と永平寺へ向かいました。
礫岩が自然の風と波の浸食作用を受けて出来た洞穴で国道では全国唯一の天然トンネルでした。崩落の危険があるため、山側に迂回する呼鳥門トンネルが2002年3月23日に開通しました。
越前岬水仙ランドから灯台を見おろすと冬には斜面一面に水仙が咲き見事な景色になるでしょうね。
戦国時代100年余にわたり越前を支配し織田信長によって滅びた朝倉家の遺跡です。武家屋敷跡、町屋跡、道路等が発掘されています。当時の石垣や礎石の上に武家屋敷や町屋を建てた復元町並みがあります。
一乗谷川上流にある滝で、宮本武蔵のライバル佐々木小次郎が「つばめ返し」をあみだしたと伝えられています。
道元禅師によって開かれた曹洞宗の大本山永平寺を見学。四方を山に囲まれた深山幽谷のちにある坐禅修行の道場です。渡り廊下で繋がれた七堂伽藍を拝観します。
報恩遠塔(ほうおんとう)
祠堂殿(しどうでん)と唐門
山門
仏殿
松平家廟所
今回の旅は滝に涼を感じ、歴史に思いをはせる旅でした。